マヌカハニーの採取源、マヌカの木は古くからハチミツの採取としてだけではなく、その効用から幹や葉の部分も様々な用途で用いられ、人々の健康を支えてきました。
ニュージーランド先住民族のマオリ族もマヌカの木の葉を煎じてお茶として飲んだり、幹の部分から採れる樹液は咳止めとしてや、火傷などの傷口に塗る用途としても使われていました。マヌカの木はニュージーランドでは今でも漢方のようなものとして根付いているため、その安全性は高いと言えます。
マヌカハニーの効果は？
マヌカハニーについての効能は他ページでもご紹介していますが、最も代表的なものとして、マヌカハニー特有の抗菌物質（MGO）による、強い抗菌作用があげられます。
特に胃の中に住み着くピロリ菌に対して、胃の疾患治療の際などに使用される抗生物質に相応する効果が見られることが判明していることからも強い殺菌作用があることがお分かりいただけると思います。
一方、ハチミツの成分はほとんど糖分から成り立っているので、糖尿病の方は一度医師に相談された方がいい。ということや、１歳未満の乳児にハチミツはあげてはいけない。という点もありますので、マヌカハニーにデメリットはあるのか？というところも気になりますよね。
マヌカハニーによる副作用・デメリットは？
マヌカハニーに含まれる抗菌物質（ＭＧＯ）は高い抗菌作用を示していますが、抗生物質とはまた異なる抗菌物質による作用なので、善玉菌を攻撃することはありません。よって腸内環境を悪化させず、継続的に摂取することによって腸内環境を良好に保つことができます。マヌカハニーは薬効として使われているので、口に含んだ際、味に慣れていない方だと多少ビリビリとした感覚がある場合もありますが、健康上には問題はありません。
最近マヌカハニーの錠剤タイプも販売されているので、味が気になり摂取しづらい方はそちらを試してみてもいいと思います。
糖尿病など糖分制限されている方、１歳未満の乳児、ハチミツにもともとアレルギーがある方はハチミツを控えた方がいいですが、原産国ニュージーランドでの研究でも摂取することによるデメリットは見出していない。ということからもマヌカハニーは安全性が高いと言えますので安心して摂取できますね。