自分ではなかなか気がつきにくい口臭ですが、口臭の原因ともなる舌苔対策にマヌカハニーは有効なのでしょうか。また舌苔はどうしてできるのでしょうか。マヌカハニーと舌苔の関係についてまとめます。
口臭の原因とは
口の中は湿気があり温度も高いため臭いを発しやすい環境です。本来、唾液の抗菌作用で口臭がおさえられていますが、起床時や空腹時など唾液の分泌量が減っている時に口臭は強くなります。また緊張により唾液の分泌量が減少したり、女性の場合月経時や妊娠中はホルモンの作用で口臭が強く感じられる事もあります。口臭を大きく分けると食べ物やタバコなどにより生じる口臭を生理的口臭、口の病気や虫歯、蓄膿症や胃腸の病気などにより舌に白い苔のようなもの(舌苔)が増え、舌苔が臭いを発している場合もあります。その他に呼吸器の病気や慢性気管支炎、糖尿病やがんなどが原因となる事もあります。これらを病的な口臭と呼んでいます。
舌苔はなぜできる？
舌苔とは舌の表面にできる白色や黄褐色の苔状に見えるものです。適度な量の舌苔は水分保持と健全な細菌の層を築くため必要で、健康な状態では舌苔は少なく薄い状態です。しかし胃粘膜の状態が良くない場合などに舌苔は多く厚くなり味覚や感覚を低下させます。これは食欲を減らし食べ物の摂取を減少させる事で胃腸を保護しようとしている働きです。舌苔の異常は唾液量不足、免疫力低下、口呼吸による口の渇き、間違った歯磨きによる食べカス、喫煙、加齢、ストレスや緊張、全身的な疾患、薬の副作用が原因だと言われています。
マヌカハニーで舌苔対策はできる？
舌苔が増えすぎないようにするには水分を多めに摂取すると良いなどと言われています。舌苔対策ではハチミツを舌にのせてころがすなども有名です。その理由は諸説ありますが、ハチミツに殺菌力があるためだと言われています。マヌカハニーはハチミツよりも高い殺菌力があるため、効果的だと言えます。しかし舌苔が増えすぎる根本的な解決にはなっていないため、舌苔ができる根本の原因を正す必要があります。舌苔の異常は免疫力の低下やストレスや緊張も原因となるため、日常的にマヌカハニーを摂取する事で、免疫力低下の防止やストレスの緩和などに効果が期待できるため、舌苔対策となると言えるでしょう。
まとめ
口臭の原因ともなる舌苔は、睡眠不足やストレス、加齢、免疫力の低下、歯磨き不足など様々な原因がありますが、マヌカハニーを日常的に摂取する事で舌苔対策につながります。また、高い殺菌力が口腔内の雑菌に直接殺菌効果を発揮するため口臭予防にもつながると考えられています。