ハチミツと言えばプロポリスを連想するという方も多くいると思いますが、奇跡のハチミツと呼ばれるマヌカハニーとプロポリスは何が違うのでしょうか。マヌカハニーとプロポリスの違いについてまとめます。
プロポリスって何？
天然の抗生物質として健康食品にもなっているプロポリスですが、プロポリスの語源はラテン語のプロ(前)とギリシャ語のポリス(都)を合わせたもので敵の侵入や攻撃を防ぐという意味だと言われています。プロポリスはミツバチが外敵から身を守るために巣箱の隙間や内壁に植物を材料にミツバチ自身が分泌するホルモンを混ぜ合わせた粘土状の物質で、巣の入り口をせまくして敵の侵入を防ぎ、保湿状態を一定に保ったり、有害物質から身を守る働きをしています。人工的に生産や合成をする事が難しい物質であり、一つの巣から採取されるプロポリスの量は微量であるため大変貴重な物質です。
マヌカハニーと比較すると
マヌカハニーとはニュージランドに自生するフトモモ科の低木の花から採取したハチミツです。胃がんの原因ともなるピロリ菌の殺菌に効果が期待できると言われており、高い殺菌力が有名で胃腸疾患の改善や虫歯、口内炎、歯周病の治療や予防、整腸作用、炎症を和らげる等の効果が期待できます。プロポリスにもマヌカハニー同様に高い抗菌、殺菌、抗炎症作用、ピロリ菌の殺菌効果が期待できるという研究報告があります。また、風邪やインフルエンザ、感染症の予防の他に美白効果などアンチエイジングにも嬉しい効果があると言われています。
まとめ
マヌカハニー、プロポリスともに高い殺菌効果が期待できるものですが、マヌカハニーはミツバチが集めたマヌカの花の蜜で、プロポリスは植物を材料にミツバチ自身が分泌するホルモンを混ぜ合わせた粘土状の物質です。どちらも高い殺菌効果の他、抗炎症作用や整腸作用など健康と美容に期待できる効能があります。