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マヌカハニーの大量摂取は危険?内因性MGOと外因性MGOについて

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様々な効果が期待できるマヌカハニーですが、大量摂取をしても大丈夫なのでしょうか。また内因性MGOと外因性MGOとは何なのでしょうか。マヌカハニーとMGOについてまとめます。

内因性MGOと外因性MGOとは

MGOとは抗菌物質のひとつであるメチルグリオキサールの事です。2006年にドイツのヘレントーマス教授がマヌカハニーだけが持つ抗菌作用のある活性物質である事を発見したと言われています。マヌカハニーには抗菌物質であるMGOが含まれているため、口腔ケアやピロリ菌に効果が期待できると言われていますが、その一方で健康に対するMGOの影響について、危険性を指摘する見方が出ていています。東北大学グループの研究報告に体の中で発生する内因性のMGOと体の外から摂取する外因性のMGOがあります。内因性MGOが増えると2型糖尿病患者の動脈硬化や高血圧が進行し、外因性MGOには糖尿病を発症するリスクが高まるというラットでの研究報告があります。しかしラットでの摂取量を人間に置きかえると体重60㎏のヒトが毎日マヌカハニーを6.5㎏摂取した計算になり、この摂取量は非現実的です。外から摂取する外因性MGOの量はMGOが高濃度に含まれるマヌカハニーであったとしても、ごく微量で小腸において消化酵素などのたんぱく質と反応し解毒システムによって乳酸に変えられるため体内に入る量は美利用となります。つまり現実的なマヌカハニー摂取による健康リスクは無視できるレベルと言って良いという報告になります。

マヌカハニーを大量摂取するとどうなる?

奇跡のハチミツと呼ばれるマヌカハニーですが一日の摂取目安量はどれぐらいなのでしょうか。一般的なハチミツでは一日にスプーンで数杯程度が良いと言われています。それ以上に摂取したからといって病的な症状が出る事はほとんどありません。しかしハチミツにはブドウ糖が多く含まれており、人間の体は必要以上のブドウ糖を摂取すると中性脂肪として体に蓄えようとするため食べ過ぎは良くないという事になります。マヌカハニーに関しても特に定められている摂取目安量はありませんが、過剰摂取はハチミツ同様、健康被害につながる可能性があります。また強力な抗菌作用が腸内細菌のバランスを崩してしまい、下痢を引き起こしたり、アレルギー反応が出る場合もあります。推奨される食べ方は一日に3回5gずつ摂取すると良いとも言われています。

まとめ

マヌカハニーに含まれているMGOが健康に対する危険性を指摘される見方もされていますが、外因性MGOによって健康被害がおこる場合、現実的ではない量の摂取時であるため、常識的な摂取量であれば健康リスクは無視できるレベルと考えられています。しかし体調によっては腸内細菌のバランスを崩し下痢を引き起こしたりアレルギー反応が出る場合もあるため、1日の摂取は常識的な範囲にしなければなりません。

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